
【菅原一剛プロフィール】
1960年生まれ。1985年大阪芸術大学芸術学部写真学科卒業後、早崎治氏に師事。その後、フランスにて写真家として活動を開始して以来、数多くの個展を開催。1996年に撮影監督を務めた映画「青い魚」は、ベルリン国際映画祭に正式招待作品として上映される。2004年フランス国立図書館にパーマネントコレクションとして収蔵される。2005年ニューヨークのPace MacGill Galleryにて開催された「Made In The Shade」展にロバート・フランクとともに参加。また、アニメ「蟲師」(2005年第一期テレビ放送、2014年第二期テレビ放送)のオープニングディレクターを務めるなど、従来の写真表現を越え、多岐にわたり活動の領域を広げている。近年は、光の眩しさを写真にとらえる方法として、湿板写真などを探求し、写真の古典技法と最新のデジタル技法を組み合わせることで、今までにない新しい写真を作り出している。2013年8月には初の作品集「Daylight | Blue」が刊行された。